西洋画の影響も感じられる、北斎の肉筆画の優品
重要文化財 葛飾北斎 潮干狩図 江戸時代19世紀
葛飾北斎によって描かれた肉筆の浮世絵です。富士山を遠くに望む州浜で、潮干狩りに興じる人々の姿が描かれます。本作は1997年に北斎の作品として初めて重要文化財に指定されたもので、北斎の肉筆画(版画ではなく、浮世絵師が自らの筆で直接描いた浮世絵)を代表する作品として知られます。また、日本美術においても大阪にとどまらない当館のコレクションの幅を示しています。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 芸術の力 |
所蔵施設 | 大阪市立美術館 |
カテゴリー | 高精細 |