逆賊か、英雄か。幕府を震撼させた男が掲げた“義”

大塩平八郎檄文 天保8年・1837 江戸時代

大阪歴史博物館では「大塩平八郎檄文」をはじめ、「大塩平八郎肖像画」(模写)、「出潮引汐奸賊聞集記」など大塩平八郎関係の資料を所蔵しています。大塩はもと大坂町奉行所の与力で、私塾洗心洞(せんしんどう)を開いて教学につとめましたが、天保の大飢饉で町奉行所の無策と豪商の驕奢に憤り、天保8年(1837)に挙兵します。大坂や周辺村落の人びとも加わった騒乱は1日で鎮圧されましたが世間に与えた衝撃は大きく、幕府の権威失墜に拍車をかける事件となりました。

スペシャルコンテンツ:バーチャル体験展示室「出潮引汐奸賊聞集記」

項目 内容
大阪の力 市民の力
所蔵施設 大阪歴史博物館
カテゴリー 高精細