天動説に基づいた天体の運動理論を伝える名著
レギオモンターヌス「アルマゲスト概要」(大阪市立科学館の科学史コレクション)
ドイツの天文学者ヨハネス・ミューラー(通称レギオモンターヌス)の著作で、1496年に出版されました。2世紀にギリシアの天文学者プトレマイオスが著した天文学書『アルマゲスト』の内容をラテン語で抄訳し、さらに注釈を加えたもので、天動説に基づいた天体の運動理論などをまとめた専門書です。出版後はヨーロッパで広く読まれ、当時のヨーロッパにおけるギリシア天文学の理解に大きく貢献しました。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 未来への力 |
所蔵施設 | 大阪市立科学館 |
カテゴリー | 高精細 |