日本の近代理化学教育はここから始まった
『舎密局開講之説』
1869年に大阪に設立された日本初の理化学の専門学校「舎密局」で行われた開講式において、教頭であるオランダ人化学者ハラタマが行った講演をまとめたものです。舎密局が大阪に作られた背景には、維新直後に出た大阪遷都論の影響があったと言います。「舎密」はオランダ語の「chemie(化学)」の当て字で、セイミと読みます。ハラタマは講演で理化学の重要性を説き、日本での本格的な近代科学の幕開けを告げています。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 未来への力 |
所蔵施設 | 大阪市立科学館 |
カテゴリー | 高精細 |
OCA/詳細リンク1 | https://dom.ocm.osaka/database/osaka-ocm/134 |