都市が持つ破壊と創造のちから
畠山直哉 《Untitled / Osaka 1998-99》 撮影 1998–99年(平成10–11)/ 発表 2001年(平成13)/ リプリント 2016年(平成28)
さまざまな名勝負を見せ、長きに渡り市民に愛された大阪スタヂアム。大阪を代表する球場が終わりを迎える過渡期には、住宅展示場としても利用されていました。解体時の写真と2枚組で発表された本作は、都市に存在する特殊な状況が写し出されています。写真家の畠山直哉は、そんな変わりゆく大阪の姿から、生まれては消えていく都市の循環の力強さや儚さを見出したのかもしれません。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 都市の力 |
所蔵施設 | 大阪中之島美術館 |
カテゴリー | 高精細 |