近畿の魚類を解明する、高校教員が築いた2万点の標本群
鈴木寿之魚類コレクション
魚類分類学者の鈴木寿之氏が、近畿や沖縄を主とした地域で収集した2万点にも上る魚類標本コレクションです。鈴木氏は水産学を学んだ後、兵庫県で高校教員を務める傍ら、膨大な数の魚類標本を収集し、ハゼ科魚類を主とした多種の新種記載や魚類相の報告などを行ってきました。そのコレクションは、多くの研究や展示などに活用され、市民の研究活動や普及教育に貢献してきたと言えるでしょう。自然史博物館の魚類コレクションには他にも絶滅種ミナミトミヨを始め、多くの貴重な標本が含まれています。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 風土の力 |
所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
カテゴリー | 高精細 |