今も活用される20世紀のきのこ図鑑の頂点

本郷次雄菌類資料

本郷次雄滋賀大学名誉教授は20世紀後半から21世紀初のほとんどのきのこ図鑑を監修した、日本のきのこ研究の最重要人物の一人です。死後、自宅に遺された研究資料は自然史博物館に寄贈されました。標本は今も研究資料として新種解明に活用されています。もうひとつの特徴は本郷氏がきのこの記録のために日々描いた図譜です。鮮やかな水彩で緻密に描かれたこの図版はきのこの特徴を克明に描き出し、文字で書かれた図鑑の記載以上に特徴を伝えてくれます。

項目 内容
大阪の力 風土の力
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
カテゴリー 高精細