都市に生きる漁師たちの記憶
淀川漁師の漁具 昭和時代・20世紀
都市大阪を流れる淀川は交通・物流の役割や自然保護の観点から注目されがちですが、淡水魚にとどまらず海水魚も獲れる豊かな川として古来より川漁師たちの暮らしを支え、現在に至っています。本資料は20世紀後半に淀川流域の漁師たちが用いた漁具です。現在淀川は可動堰を有し、日々河川の状況が変化します。川漁師たちは淀川をめぐる環境を巧みに利用し、水界の動きを読みつつ、時に他の漁師と競い合いながら漁業を繰り広げてきました。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 風土の力 |
所蔵施設 | 大阪歴史博物館 |
カテゴリー | 高精細 |