型押しの花文が歴史の息吹を感じさせます
三彩印花 花文碗 中国・唐時代8世紀(田万コレクション)
中国・唐時代8世紀に制作された小碗です。同時代の高級食器である金銀器を写した器形をしています。同時代には類品が日本にもたらされており、舎利容器の蓋として用いられていた例もあります。大阪で衆議院議員・弁護士として活躍した田万清臣(たまんきよおみ、1892-1979)氏による東洋美術コレクションの一つで、氏の一周忌である昭和55年から、57年、62年と3回に分けて故人の遺志により夫人・ご子息から大阪市にご寄贈いただきました。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 都市の力 |
所蔵施設 | 大阪市立美術館 |
カテゴリー | 高精細 |