建具職人の技巧、ここに極まれり
建具雛形 大正12~昭和元年・1923ー1926(江戸重徳氏寄贈)
大阪市旧東区で建具屋「江戸重」を営んでいた江戸重太郎所用の建具の雛形で、大正12年から昭和元年にかけての作品です。建具雛形は実際の建具を精密に縮小し、顧客に見せて注文をとるカタログのようなものですが、ミニチュアの精巧さには大阪の職人衆の技が光ります。本資料からは大阪の商家やお茶屋など、大阪町方の好みがよくわかります。また、夏用の建具やガラスを用いた建具からは、この時代の生活様式が垣間見えます。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 市民の力 |
所蔵施設 | 大阪歴史博物館 |
カテゴリー | 高精細 |