鮮やかな色彩で表現された煉瓦窯
佐伯祐三《煉瓦焼》1928年
佐伯祐三が亡くなる半年前、パリから電車で1時間ほどにある小さな村、ヴィリエ=シュル=モランで描いた1点。古びた煉瓦焼の窯を、黒く力強い線や、赤、青、緑などの鮮やかな色彩によって、唯一無二の芸術に昇華させています。美術コレクター・山本發次郎が初めて目にした佐伯作品の一つで、一大コレクションを築くきっかけとなりました。山本が収集した作品群は、現在では大阪中之島美術館の佐伯祐三コレクションの核となっています。
項目 | 内容 |
---|---|
大阪の力 | 市民の力 |
所蔵施設 | 大阪中之島美術館 |
カテゴリー | 高精細 |