「近代化学の父」と称されるラボアジェの名著
ラボアジェ「化学要論」(大阪市立科学館の科学史コレクション)
18世紀のフランスの化学者アントワーヌ・ラボアジェの著作で、1789年に出版されました。ラボアジェは元素の研究を行い、本書において、閉鎖された状況下では化学反応の前後において物質の全質量は変化しない、という化学で重要な「質量保存の法則」を示しています。また、元素の科学現象の関係など研究で得た知識を体系的にまとめ、化学の近代化に大きく貢献したことから、化学革命を引き起こした書とも称されます。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 未来への力 |
所蔵施設 | 大阪市立科学館 |
カテゴリー | 高精細 |