青磁象嵌 六鶴文 陶板

厚さが5ミリほどの薄い陶板です。建築材料のタイルに似ているものの、用途はよく判っていません。康津郡沙堂里窯址や扶安郡柳川里窯址で陶板が多く出土しており、また高麗の都・開城の宮城跡でも出土していることから、実用品であったことが窺えます。陶板の完品の遺例は世界に数点しかなく、特にこの大きさや絵画的な図柄は類例がありません。芦や竹の繁った水辺で、鶴が戯れています。鶴は中国古来の「六鶴図」に由来するポーズをとっているとされています。高麗象嵌青磁のなかでも、特に高麗的感性を濃厚に宿した作品でしょう。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 941
登録番号 00038
大分類 韓国陶磁
作品名(よみ) せいじぞうがん ろっかくもん とうばん
時代1 高麗時代
時代2 12世紀後半-13世紀前半
高(cm) 2.2
幅(cm) 20.5×15.9
コレクション名 安宅コレクション
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
重量(g) 525