色絵牡丹椿文八角壺
胴の両面には太湖石を配した牡丹と椿の図が、八角に面取された面を意識せず大らかに堂々と描かれています。絵付の見事なまでの迫力と華やかさは、口部の歪みという欠点を補って余りあるものです。文様や造形など延宝年間(1673-1681)の柿右衛門様式の色絵磁器とも通じるものですが、胎土はまだそれほど精錬されていません。海外向け輸出品で、長らくヨーロッパにあったと伝えられています。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 2261 |
登録番号 | 01193 |
大分類 | 日本陶磁 |
作品名(よみ) | いろえぼたんつばきもんはっかくつぼ |
時代1 | 江戸時代 |
時代2 | 1680-1710年代 |
高(cm) | 42.1 |
窯 | 肥前・有田窯 |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 6,480 |
最大径(cm) | 32.8 |