青花 桃柘榴梅文 壺
口の立ち上りがごく低く、胴部にS字状の屈曲を見せる壺です。主文様は胴中央部の三面に稜花(りょうか)形の窓枠を設け、その中に桃、梅、柘榴を描いています。枝はいずれも左から横に伸び、稜花形の空間にうまく納まっています。文様は黒味を帯びた青が濃く発色し、釉色はまったく青白味のない乳白色です。余白を十分に生かした絵付で、18世紀前半の特徴をよく示しています。
項目 | 内容 |
---|---|
所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 1950 |
登録番号 | 01304 |
大分類 | 韓国陶磁 |
作品名(よみ) | せいか ももざくろうめもん つぼ |
時代1 | 朝鮮時代 |
時代2 | 18世紀前半 |
高(cm) | 34.0 |
コレクション名 | 李秉昌コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(李秉昌博士寄贈) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 4,240 |
最大径(cm) | 27.9 |