色絵 組紐文 皿
将軍家への献上を目的として鍋島藩が藩窯で特別につくらせたのが鍋島焼です。献上磁器にふさわしい精巧さと格式がその特徴です。本作は、純白の地に、染付の青と上絵の赤による組紐を二本ずつ配し、デザイン化されたシンプルかつ斬新な文様構成が見どころです。緻密な点と線で描かれた組紐の房の描写は、鍋島藩窯の陶工の技術の高さをうかがわせるのに十分です。木盃形の七寸皿で、裏面には染付による花唐草文が三方に配されています。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 2280 |
登録番号 | 01407 |
大分類 | 日本陶磁 |
作品名(よみ) | いろえ くみひももん さら |
時代1 | 江戸時代 |
時代2 | 1690-1720年代 |
高(cm) | 6.0 |
口径(cm) | 20.2 |
窯 | 鍋島藩窯(伊万里・大川内山窯) |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 393 |
最大径(cm) | 20.2 |