青磁 輪花形鉢 (二点)

十枚の蓮の花弁をかたどった鉢で、うすく精緻なつくりと透明感のある美しい釉色から、「翡色青磁」の代表作の一つです。器形に加えて、素焼きにすることや、器底全面に釉薬を施し、小さな硅石(けいせき)目を三つ置くことなど北宋時代の汝窯青磁の影響が見られます。同種の陶片が全羅南道康津郡沙堂里窯址から出土しています。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 4273
登録番号 02594-1
大分類 韓国陶磁
作品名(よみ) せいじ りんかがたはち
時代1 高麗時代
時代2 12世紀前半
高(cm) 9.2
口径(cm) 14.2
康津沙堂里窯
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館(安宅昭弥氏寄贈) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
重量(g) 355