押印大甕

全体に降りかかった黄緑色の自然釉は幾筋にも流下し、豪快な景色をつくりだしています。大きく開いたうすづくりの口は、自然なゆがみを見せ、この時期の特徴を示しています。粘土紐を積み上げて成形されており、肩から裾にかけては四本の押印装飾がめぐっています。胴部をたたきしめる木製道具の模様が付いたもので、装飾的な効果も生み出しています。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 2292
登録番号 01746
大分類 日本陶磁
作品名(よみ) おういんおおがめ
時代1 平安時代
時代2 12世紀
高(cm) 51.3
口径(cm) 33.8
常滑窯
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
最大径(cm) 52.5