青磁象嵌 蓮唐草文 鶴首瓶

細長い頸にふっくらとした丸い胴をもつこうした瓶を、日本では「鶴首瓶」と呼んでいます。その祖型は中国・越窯青磁にあるとされますが、高麗では時代が下るにつれて胴に丸味が加わり、装飾面では象嵌文を施すようになります。本作の胴面には、一本の蔓で繋がった蓮唐草文と、そして四ヵ所に蓮花を配しています。文様の背景部分を削り落とし、そこに白土を埋め込む逆象嵌という特殊な装飾がもちいられた作例です。逆象嵌による文様装飾をともなう鶴首瓶は、現在この一点しか知られておらず、貴重な作例です。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 2017
登録番号 01373
大分類 韓国陶磁
作品名(よみ) せいじぞうがん はすからくさもん かくしゅへい
時代1 高麗時代
時代2 12世紀後半-13世紀前半
高(cm) 29.8
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館(安宅昭弥氏寄贈) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
重量(g) 1,906
最大径(cm) 17.0