五彩 松下高士図 面盆 (「大明萬曆年製」銘)
全体を八花形に作った鍔縁(つばぶち)の盆です。このような器は洗面のためのもので、木製の架台に固定して用いました。本器では、内側の全面に五彩で高士と童子の図を繰り返し描いています。赤、青、黄、緑の色彩をふんだんに使った絵付はたいへん華やかです。外側は余白を多く残して二種の宝相華文を配し、口縁には蔓唐草を廻らせているのが対照的です。高台中央には白磁に青花の「大明萬曆年製」銘が見られます。類例が北京市内の清時代の墓から出土しています。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 21 |
登録番号 | 00496 |
大分類 | 中国陶磁 |
作品名(よみ) | ごさい しょうかこうしず めんぼん (「だいみんばんれきねんせい」めい) |
時代1 | 明時代 |
時代2 | 万暦(1573-1620) |
高(cm) | 9.9 |
口径(cm) | 36.8 |
窯 | 景徳鎮窯 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 3,060 |