白磁透彫 蓮花文 盆台
本作は盆台で、植木鉢などをのせるものと見られます。実際に陶製の植木鉢も宮殿址や窯址から出土しています。主文様の透彫による蓮花文は、一見簡略化された図案にも見えますが、ほとばしる植物の生命力を見事にとらえて余すところがありません。胴裾には、力強い片切彫りによる蓮弁文が施されています。本作は釉胎が青味を帯び、蓮花に線刻による点線を廻らせるなど、16世紀頃のものでしょう。類似した装飾をともなう瓶の作例も知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
| 作品ID | 1141 |
| 登録番号 | 00247 |
| 大分類 | 韓国陶磁 |
| 作品名(よみ) | はくじすかしぼり れんかもん ぼんだい |
| 時代1 | 朝鮮時代 |
| 時代2 | 16世紀 |
| 高(cm) | 39.5 |
| コレクション名 | 安宅コレクション |
| クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
| 重量(g) | 8,720 |
| 最大径(cm) | 26.4 |