青花 花鳥文 水注

徳利形の器体に細く長い注口と雲形の梁、大きく屈曲する把手のつく水注を仙盞瓶と呼びます。明時代に現れた器形で、金属器、漆器などでも作られました。本器は、その典型的な作例です。胴中央に描かれた花樹にとまる二羽の小禽は典麗な筆致で、明初の優れた絵画的表現がうかがえます。細部に描かれた唐草文、蕉葉文、蓮弁文なども、この時期の特徴を示すものです。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 131
登録番号 00819
大分類 中国陶磁
作品名(よみ) せいか かちょうもん すいちゅう
時代1 明時代
時代2 永楽(1403-1424)
高(cm) 33.7
幅(cm) 28.8
景徳鎮窯
コレクション名 安宅コレクション
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
重量(g) 2,580