青花 草花文 面取瓶
細身の形と手ごろな重さとなっており、青花面取八角瓶でこの大きさのものはごくまれです。厚く成形した瓶の口のすぐ下からへらを入れ、八面に面取しています。胴に描かれた楚々とした野の花の文様は、日本で一般に「秋草手(あきくさで)」と呼ばれています。コバルトを惜しむがゆえの簡略さともされますが、むしろ余情と風韻を愛でる当時の文人たちの美感を反映したものでしょう。京畿道広州市金沙里窯の作とされ、「秋草手」の傑作として名高いものです。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 | 
| 作品ID | 1231 | 
| 登録番号 | 00348 | 
| 大分類 | 韓国陶磁 | 
| 作品名(よみ) | せいか そうかもん めんとりへい | 
| 時代1 | 朝鮮時代 | 
| 時代2 | 18世紀前半 | 
| 高(cm) | 24.0 | 
| 窯 | 広州官窯 | 
| コレクション名 | 安宅コレクション | 
| クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) | 
| 重量(g) | 754 | 
| 最大径(cm) | 11.6 | 
 
                             
                                     
                                     
                                    