青磁鉄絵 宝相華唐草文 壺
高麗青磁の器形には、本作の様な壺形の例はさほど多くありません。低く広い口と、胴が張ってゆったりした形に、大胆な宝相華(ほうそうげ)唐草文がみごとな調和をなし、鉄絵青磁の大らかな味わいをよく伝えています。こうした鉄絵青磁は全羅南道海南郡珍山里窯を中心に焼かれましたが、同道康津郡沙堂里窯址などでも出土しているため、本作の窯は確定していません。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 1171 |
登録番号 | 00280 |
大分類 | 韓国陶磁 |
作品名(よみ) | せいじてつえ ほうそうげからくさもん つぼ |
時代1 | 高麗時代 |
時代2 | 12世紀 |
高(cm) | 22.7 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 2,720 |
最大径(cm) | 27.4 |