青花 蓮池鴛鴦文 鉢
大型の鉢の見込み中央に蓮池を泳ぐ鴛鴦の姿を描き、外側には宝相華唐草とラマ式蓮弁を廻らせています。鴛鴦は夫婦和合を、蓮は子孫繁栄を表す吉祥の文様で、あわせて幸せな結婚を意味する図となります。白磁の素地にコバルト顔料を用いて筆で文様を描き、透明釉をかけて焼成する青花の技法は、元時代の景徳鎮窯で完成しました。白地に藍色の文様が鮮やかに映えた新種の陶磁器は、洋の東西を問わず人気を博し、その後の陶磁生産の主流となっていきました。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 112 |
登録番号 | 00787 |
大分類 | 中国陶磁 |
作品名(よみ) | せいか れんちえんおうもん はち |
時代1 | 元時代 |
時代2 | 14世紀 |
高(cm) | 13.8 |
口径(cm) | 29.7 |
窯 | 景徳鎮窯 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 2,980 |