青磁白堆 草花文 水注
本作は、丸く膨らんだ器形で、把手や注口の造形にも力強いものがあります。この種の水注の起源は明らかではありませんが、中国にはあまり見られず、また高麗でも12世紀に集中しています。胴の二面には、円形の窓を白泥で埋め、そのなかに細い陰刻線で可憐な草花文を描いています。青磁の釉下に白泥で文様を施す技法を白堆(はくつい)といい、12世紀から13世紀に全盛期を迎えました。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 1009 |
登録番号 | 00108 |
大分類 | 韓国陶磁 |
作品名(よみ) | せいじはくつい そうかもん すいちゅう |
時代1 | 高麗時代 |
時代2 | 12世紀 |
高(cm) | 18.2 |
幅(cm) | 22.8×15.7 |
指定物件 | 重要美術品 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 1340 |