青磁 印文 四耳壺
商周時代から戦国時代にかけて青磁の前身ともいえるいわゆる「原始青磁」が江南地域を中心に長期にわたって発展を遂げました。そして、後漢時代になると浙江省北部においてついに成熟した青磁が誕生しました。胴部全体に施された印花文は同時期の印文硬陶と同じ技術です。浙江省の上虞、寧波、永嘉などの窯址からは同種の文様パターンの陶片が出土しており、越窯青磁の最初期の製品といえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
| 作品ID | 155 |
| 登録番号 | 01199 |
| 大分類 | 中国陶磁 |
| 作品名(よみ) | せいじ いんもん しじこ |
| 時代1 | 後漢時代 |
| 時代2 | 1-2世紀 |
| 高(cm) | 29.2 |
| 幅(cm) | 32.0 |
| 窯 | 越州窯 |
| クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
| 重量(g) | 4460 |