屏風がつむぐ、朝鮮通信使が支えた交流物語
ユネスコ「世界の記憶」登録品 朝鮮通信使御楼船図屏風 江戸時代(辛基秀コレクション)
国際交流の玄関口大阪は、江戸時代は幕府直轄都市として来日した正式な外交使節である朝鮮通信使を迎えました。一行は都市の賑わいや彼らを乗せて淀川を進む豪華絢爛な川御座船に強い印象を受けたと書き遺しています。本図は一行の№3だった従事官を乗せた中土佐丸です。当館所蔵の朝鮮通信使資料は生涯を通信使研究に捧げた辛基秀氏の収集品で、隣国同士の友好関係を示す貴重な歴史資料として世界史的にも注目される資料です。
朝鮮通信使御楼船図屏風関連資料
ユネスコ「世界の記憶」登録品朝鮮通信使小童図江戸時代(辛基秀コレクション)
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 未来への力 |
所蔵施設 | 大阪歴史博物館 |
カテゴリー | 高精細 |