記念すべき収蔵品第一号
橋本関雪 唐犬 昭和11年(1936)
大阪市立美術館の開館した1936年に開かれた改組第一回帝展に出品され、収蔵品第一号となった記念すべき作品です。当時としてはまだ珍しい洋犬を実物大に近い大きさで描いたもの。右隻には手入れの行き届いた白く長い毛をもつボルゾイ一頭と赤い牡丹が、左隻には艶やかな肌をした黒と茶のグレーハウンド二頭が対比的に描かれています。しなやかな体躯や毛並みの質感が巧みに表現され、洋犬がもつ迫力と気品に満ちています。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 都市の力 |
所蔵施設 | 大阪市立美術館 |
カテゴリー | 高精細 |
OCA/詳細リンク1 | https://dom.ocm.osaka/database/osaka-art-museum/7 |