ようやく見えてきたパリの「壁」

佐伯祐三 教会 1924年

洋画家の佐伯祐三(1898-1928)が制作した油彩画です。題材はパリ郊外の教会ですが、場所は特定されていません。佐伯がヴラマンクから批判を受けたのち、新たな模索を始めた時期の制作とみられます。佐伯は大阪市に生まれ、東京美術学校を卒業後、2度渡仏し計約3年間研鑽を積みました。街角のポスターや看板などの文字を取り入れた画面が特色です。

項目 内容
大阪の力 市民の力
所蔵施設 大阪市立美術館
カテゴリー 高精細