人々が踊りにぎわう、豊臣の城下町
京・大坂図屏風 江戸時代中期・17世紀
片方の屏風には京都、もう一方に大坂の景観を描いた屏風です。大坂図は画面右を南、左を北とし、左端上部に大坂城天守閣を配置し、右端上部に四天王寺と住吉大社を描いています。大坂城内や周辺の武家屋敷、町屋では、祭りに集う人々などが活写されています。屏風は江戸時代中期頃の作とみられますが、豊臣秀頼の時代の活気あふれる大坂の情景を描く貴重な資料です。左隻の京図には、中央に豊臣氏滅亡の元となった方広寺大仏殿を描いています。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 都市の力 |
所蔵施設 | 大阪歴史博物館 |
カテゴリー | 高精細 |