天下分け目の合戦、ここに極まれり!
重要文化財 関ケ原合戦図屏風 江戸時代(前田コレクション)
慶長5年(1600)の関ヶ原合戦を前日と当日の2場面に分けて描いた最古の合戦図屏風です。岐阜大垣城に籠もる西軍や関ヶ原へ向かう家康の隊列、終戦後に伊吹山に逃げる西軍と追いかける東軍など、天下を分けた大スペクタクルが描かれています。徳川家康の養女・満天姫が弘前津軽家に嫁ぐ輿入れ道具と伝わり、時を経て大阪の実業家前田維氏の蒐集品となりました。平成6年(1994)、ご子息の善衛氏より大阪歴史博物館の前身である大阪市立博物館に「前田コレクション」として寄贈され、屏風は都市大阪を代表する宝となりました。
項目 | 内容 |
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大阪の力 | 都市の力 |
所蔵施設 | 大阪歴史博物館 |
カテゴリー | 高精細 |