青花 内府銘 梅瓶
永楽官窯の白磁は「甜白」と呼ばれ、純白に近く潤いのある釉調が特徴です。本作品は、純白の素地の肩の一箇所に、いかにも宮廷の御用品にふさわしい風格を感じさせる「内府」銘を青花で記しています。文様は蓋にのみ描かれており、その蓋を載せると梅瓶に瀟洒な感じが加わります。蓋の内側には固定のための筒状の支柱がつけられています。蓋のない類例が台湾の故宮博物院などに見られます。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 4056 |
登録番号 | 00704-1 |
大分類 | 中国陶磁 |
作品名(よみ) | せいか ないふめい めいぴん |
時代1 | 明時代 |
時代2 | 永楽(1403-1424) |
高(cm) | 34.0(身のみ) |
口径(cm) | 6.2 |
窯 | 景徳鎮窯 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 3,149 |
最大径(cm) | 21.0 |