青花 雲龍文 梅瓶 (「春壽」銘)

元時代の梅瓶とは異なり、肩が丸みをおび、胴裾が大きく外に張り出し、高台が厚く削り出されています。高く立ち上がった口には、宝珠鈕の付く蓋がかぶさっています。胴部には文様帯を設けずに、五爪の龍と霊芝雲がコバルト顔料で描かれています。五爪龍は元時代に皇帝の象徴として制定されて以来、一般での使用が厳しく禁止されてきました。南京市の明洪武宮遺址からは、類似の龍や霊芝雲を青花などで描いた破片が見つかっており、本器も洪武期の宮廷向け製品と考えられます。肩には篆書体で「春壽」の吉祥句が書かれています。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 147
登録番号 01148
大分類 中国陶磁
作品名(よみ) せいか うんりゅうもん めいぴん(「しゅんじゅ」めい)
時代1 明時代
時代2 洪武(1368-1398)
高(cm) 36.6
景徳鎮窯
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館(東畑謙三氏寄贈) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
重量(g) 3,329
最大径(cm) 20.4