白磁陽刻 四君子文 角瓶
平らな板を組み合わせた方形の胴面には、牡丹、竹、菊、梅文が施されています。こうした文様は土をチューブ状の容器から絞り出し、日本で「いっちん」と呼ばれる技法で装飾されています。さらに細部を鋭利な工具で彫り出し、端正な印象を添えています。削りによる斜角を肩に残すなど、無駄のないシャープな造形です。清楚な作風で、文人的な雰囲気がただよいます。京畿道広州市分院里窯の作例です。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 1346 |
登録番号 | 00478 |
大分類 | 韓国陶磁 |
作品名(よみ) | はくじようこく しくんしもん かくびん |
時代1 | 朝鮮時代 |
時代2 | 18世紀後半 |
高(cm) | 20.4 |
幅(cm) | 10.8×10.6 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 1,340 |