青磁白堆 雲文 梅瓶
高麗時代の梅瓶は、中期以降に集中的に現れる器形です。本作も強く張り出した肩、S字状を描く曲線、胴裾の広がり方に高麗の特徴がよく現れています。胴面には、一見、象嵌に見えますが、青磁の釉下に白の顔料で文様を描く白堆の技法で、蓮弁文と雲文を描いています。青磁釉は幽玄な青空を想起させ、そこにたゆたう雲の様子をみごとに表しています。本作のような白堆技法の大作は、他に例を見ません。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 1085 |
登録番号 | 00191 |
大分類 | 韓国陶磁 |
作品名(よみ) | せいじはくつい うんもん めいぴん |
時代1 | 高麗時代 |
時代2 | 13世紀 |
高(cm) | 38.4 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 4,720 |
最大径(cm) | 21.6 |