ニホンリス

府下の山すそから山地に広く生息する。とくにアカマツ林やオニグルミが生えている林でよく見られる。大阪府レッドデータブックでは、情報不足とされている。なお大阪市住之江区の南港野鳥園には、生駒山系で捕獲されたというニホンリスが放されており、2000年にも生息が確認されている。
 成体の頭胴長は、16-22cm。昼行性で、おもに樹上で活動する。植物の種子や果実、昆虫、鳥の卵などを採食する。とくにマツ類とオニグルミの種子を好む。マツボックリとクルミの食痕からその生息が推定されることも多いが、食痕だけからは他のリス類との区別がつかないので注意を要する。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Sciurus lis
RECORDID A000000052
上位分類群 脊索動物門 哺乳綱 齧歯目 リス科
地域 豊能;三島;北河内;中河内;南河内;泉北;泉南;