ニホンザル

大阪では箕面のサルが有名で、150頭程度の群が生息している。大阪府下で群が通常生息しているのは箕面周辺に限られるが、かつて一時期金剛山周辺でも群が観察されたことがある。大阪府外では京都府嵐山と兵庫県多紀アルプスに群がおり、その群が大阪府内でも観察される可能性がある。いずれにせよ、主な分布は北摂に限られる。群から離れたオスや小群は、金剛山系や和泉山脈でも観察されることがある。
 成体の頭胴長は、オスが53-60cm、メスが47-55cm。逃げ出した飼育個体と思われる観察例も多い。和歌山県では、飼育されていたタイワンザルの野生化や、ニホンザルとの交雑が問題になっている。昼行性で、おもに群で活動している。雑食性で、果実や種子から、昆虫や小動物までを採食する。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Macaca fuscata
RECORDID A000000049
上位分類群 脊索動物門 哺乳綱 霊長目 オナガザル科
地域 豊能;三島;
展示場所名 1_8;3_25b