キジバト
数多い留鳥。平地の都心部から山地まで、陸上のほとんどあらゆる環境に生息している。以前は、丘陵から山地で繁殖していたが、1970年代から市街地での繁殖がふつうに見られるようになった。
全長33cm程度。種子・芽・花などの植物質をおもに採食する。近年は、ドバトとともにエサをまくと近寄ってくる。年中繁殖するが、5月から11月にかけてが中心。3m~5m程度の高さの樹上に、100本~200本の小枝を組み合わせて、直径30cm程度の雑な皿形の巣をつくる。巣材に針金など人工物を使うこともある。1970年代後半から建物に巣をかける例が報告されるようになり、その後人工建造物での繁殖が増加している。ポッポーデデーポーポーと鳴く。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Streptopelia orientalis |
RECORDID | A000000279 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 ハト目 ハト科 |
地域 | 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南 |
メモ | 繁殖 |