ハシブトガラス

数多い留鳥。平地から山地まで広く分布するが、市街地周辺に多い。かつて大阪では山地に生息していたが、1980年代頃から市街地で目立つようになってきた。秋から冬を中心に、大きな集団ねぐらをつくる。
 全長57cm程度。植物質から動物質まで、さまざまな物を採食する。鳥の巣を襲って卵やヒナを捕食したり、時にはドバトの成鳥を襲うこともある。繁殖期は4月~6月頃で、高い木の上に枯れ枝で直径50cmをこえる大きな皿形の巣をつくる。市街地周辺では、巣材にハンガーを使うことも多い。カァーカァーと鳴く。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Corvus macrorhynchos
RECORDID A000000445
上位分類群 脊索動物門 鳥綱 スズメ目 カラス科
地域 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南
メモ 繁殖