ツクシガモ
数少ない冬鳥だが、繁殖例がある。かつては極めて稀であったが、1980年代半ばから毎年記録されるようになった。おもに湾岸部の埋立地で観察される。1985年には堺市2区埋立地で家族群が観察され、繁殖が確認された。その後の繁殖例は知られていない。大阪府レッドデータブックでは、準絶滅危惧とされている。
全長63cm程度。かつては有明海を中心とする九州にのみ渡来する冬鳥であったが、近年越冬地が拡大し、近畿、中国、四国で広く観察されるようになっている。干潟に生息し、貝や甲殻類などを採食する。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Tadorna tadorna |
RECORDID | A000000122 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 カモ目 カモ科 |
地域 | 三島;北河内;大阪市;南河内;泉北;泉南; |
メモ | 繁殖 |