チョウゲンボウ
数少ない冬鳥。埋立地や河川敷、農耕地周辺の草原周辺で見られる。稀に繁殖期の記録があり(1984年7月岸和田市など)、繁殖の可能性がある。大阪府レッドデータブックでは、準絶滅危惧とされている。
全長38cm程度。海岸から山地までの比較的開けた環境に生息する。ネズミ類や小鳥、昆虫を捕食する。繁殖期は4月~7月。かつては岩壁の棚でのみ繁殖しており、繁殖地は適当な岩棚のある東日本の数カ所に限られていた。しかし近年、ビルや橋桁など人工物への営巣が増え、それに伴って繁殖地は東日本全域に広がっている。繁殖域は、さらに西日本へも拡大する兆しがある。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Falco tinnunculus |
RECORDID | A000000168 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 ハヤブサ目 ハヤブサ科 |
地域 | 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南 |