三彩貼花 宝相華文 壺
唐三彩は7世紀から8世紀頃にかけて、主として副葬用明器として河南省の鞏義窯を中心とした華北各地でつくられました。多色釉の装飾効果による華やかな作風の唐三彩は当時一世を風靡しました。本作はそうした唐三彩の中の代表作の一つで、胴部3箇所には型抜きされた円盤状の宝相華文が貼り付けられています。洛陽の唐墓から類品が出土していることから、鞏義窯の製品と考えられます。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 9 |
登録番号 | 00161 |
大分類 | 中国陶磁 |
作品名(よみ) | さんさいちょうか ほうそうげもん つぼ |
時代1 | 唐時代 |
時代2 | 7-8世紀 |
高(cm) | 30.9 |
指定物件 | 重要美術品 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 4,120 |
最大径(cm) | 24.3 |