青磁象嵌 竹鶴文 梅瓶

肩が強く張り、胴裾にいたってS字状に絞られる美しい曲線は、高麗時代の梅瓶の一つの特徴です。肩には茘枝文を組み込んだ袱紗(ふくさ)文が四方に広がり、胴裾には蓮弁文帯と雷文帯がめぐらされています。胴の中央には、高く茂った竹の根元に鶴が遊ぶ姿を四面に施し、叙情的で絵画的な文様構成が見事な効果を上げています。灰青緑色の釉色や文様が端正な作行きを示す、高麗青磁の逸品です。同類の陶片が扶安郡柳川里窯址で発見されており、本作も柳川里窯の製品と思われます。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立東洋陶磁美術館
作品ID 1055
登録番号 00158
大分類 韓国陶磁
作品名(よみ) せいじぞうがん たけつるもん めいぴん
時代1 高麗時代
時代2 12世紀後半-13世紀前半
高(cm) 29.2
扶安柳川里窯
コレクション名 安宅コレクション
クレジット表記 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
重量(g) 2,053
最大径(cm) 17.6