アオダイショウ

 平地から丘陵地、山地まで、大阪府下に広く分布している。市街地や農耕地周辺など、人間の活動域周辺に多く生息しており、家屋に住み着いていることも多い。大阪市内でも、まだまだ普通に生息している。大阪府レッドデータブックでは、個体数が減少しているとして、要注目とされている。
 本州では最大のヘビで、成体の全長は100-200cm。大きな個体は200cmを超えることもある。全身オリーブ色で、暗褐色の不明瞭な4本の縞がある。幼蛇にははしご状の斑紋があり、しばしばマムシと間違われる。主にネズミなどの哺乳類と、鳥類を補食する。木にもよく登り、鳥の巣を襲うことも多い。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Elaphe climacophora
RECORDID A000000034
上位分類群 脊索動物門 爬虫綱 トカゲ目 ヘビ科
地域 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南