黄地青花紅彩 牡丹唐草文 瓢形瓶 (「大明嘉靖年製」銘)
明時代の彩磁の様々なバリエーションを示す好例です。いったん蔓草を描いた青花を焼き上げた後、白地の部分に黄釉を塗って二次焼成し、牡丹花を紅彩で表してさらに焼成したものです。黄色の下地によって、牡丹の赤色が鮮やかに発色しています。近年の調査で雑彩の技法自体は、すでに永楽期には成立していたことが明らかになっています。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
作品ID | 122 |
登録番号 | 00805 |
大分類 | 中国陶磁 |
作品名(よみ) | おうじせいかこうさい ぼたんからくさもん ひょうけいへい (「だいみんかせいねんせい」めい) |
時代1 | 明時代 |
時代2 | 嘉靖(1522-1566) |
高(cm) | 21.6 |
窯 | 景徳鎮窯 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
重量(g) | 686 |
最大径(cm) | 12.0 |