市民の力:木村蒹葭堂貝石標本関連資料

蒹葭堂日記(羽間文庫本) 安永8年~享和2年(1779~1802)

木村蒹葭堂(きむらけんかどう)(通称坪井屋吉右衛門)は、元文元年(1736)、大坂北堀江の酒造屋に生まれました。幼少のころから学芸に優れ、書籍、書画、金石、器物、地図、動植物などを蒐集し、あらゆる学問分野に通じた多芸多才の博識として「浪速の知の巨人」と称されています。『蒹葭堂日記』は彼の約20年間の日記で、漢学者・国学者・本草家・芸術家・医家・僧侶・大名など、約4万人との知的交流がうかがえます。

項目 内容
所蔵施設 大阪歴史博物館