ヨシゴイ
数少ない夏鳥。淀川や南港野鳥園、各地の池などの広めのヨシ原に生息する。ヨシ原に潜んでいるため生息の確認は困難。繁殖が確認されたのは南港野鳥園など数カ所しかない。近年南港野鳥園でも繁殖しなくなっており、大阪府下のヨシ原の減少と合わせると、個体数の減少が危惧される。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
全長36cm程度。ヨシ原などの草原に生息し、魚やカエルなどを捕食する。繁殖期は5月~8月頃で、ヨシの茎上にヨシの茎や葉を束ねて皿状の巣をつくる。夕暮れや夜明け時によく活動し、ウーウーウーと連続して鳴く。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Ixobrychus sinensis |
RECORDID | A000000097 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 コウノトリ目 サギ科 |
地域 | 三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南; |
メモ | 繁殖 |