ツユクサ
夏の朝、深い空色の美しい花をつける1年草。花は朝露とともに開き、昼過ぎにはしぼんでしまう。つゆのような花をつけるのでツユクサという。花ははかないが、植物本体はなかなかたくましい。茎は横にはい、節から根を出して広がり、つぎつぎに花をつけ、たくさんの種子をつくる。おしばにしても、なかなか乾かない。花のつぼみは、編がさのような葉につつまれているので、ボウシバナという名もある。花のつくりが大変おもしろい。花の基部に、うすい3枚のガク、1枚の小さい花弁と2枚の大きい空色の花弁がある。雄しべは6本あるが、そのうちの4本は黄色いかざりになっていて、柄の長い2本が実質的な雄しべである。その内側に1本の雌しべがある。虫が来ない場合には、花がしぼむ時、雄しべと雌しべが
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Commelina communis |
RECORDID | A000009062 |
上位分類群 | ツユクサ科 |
地域 | 豊能;北河内;南河内;泉北;泉南; |
展示場所名 | 1_3 |