エノキグサ

 1年草。高さ30 ~60 cm。葉は互生、長い柄がある。上部2/3だけに浅い鋸歯があること、最下の主側脈がよく発達し、とくにその下側の枝脈の発達がよいこと、主側脈の先端は葉のふち近くで上方へ曲り、鋸歯に入らないことなどでエノキの葉によく似ている。雄花は小さく、淡紅色の細い穂になり、その基部には小形の葉を二つ折りにしたような包があって、その中に雌花をつける。雌しべの先はふさ状にさけて花柱となっている。果実はねもとの太くなった毛におおわれ3室に分れ、各室2個の種子を入れている。種子は卵形で灰褐色、長径約1.5 mm。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Acalypha australis
RECORDID A000008042
上位分類群 トウダイグサ科
地域 豊能;北河内;中河内;大阪市;南河内;